吉井貴彦 – TRIGGER

吉井貴彦

彼は起業家。2015年4月にWEBサービス会社を起業し、現在は代表として活躍する。
自分の思いを実現する。自分がやると決めたことはやる。彼の強さは絶対の覚悟と自信。

覚悟

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起業家

彼は現在、25歳。
若くして起業した会社の代表だ。

会社名は「Eyegle Design」

2015年4月に自身で合同会社を設立し、
同年8月からWEB製作を主な事業として営業を開始した。

社名にある”Eyegle”は、Eagle(ワシ)とEye(目)の造語。 

ワシの目のように大きな視点から世の中を俯瞰しながら、
最適な未来をお客様と共に創りあげていきたい。

そんな想いを社名に込め、
社員2名と共に会社を切り盛りしている。

現在はWEB製作やアプリ製作が収益の中心。

しかし、今後は社名の通り、俯瞰した世界を必要とする
マーケティング事業にシフトする。

現在、多くの企業やお店、個人事業主やブロガーは
自分のHPなどを開設するのが当たり前になりつつある。

しかし、HPやサイトを上手く活用できる人は少なく、
開いたはいいものの、放置されているサイトが多い。

実際に製品を作っている人やサービスを提供している人の想い。
その素晴らしい想いやそれに基づく努力も伝わらないはもったいない。

だから、その作り手の想いをもっとWEB上に反映させたい。
作り手も買い手も確かな想いを感じられるサイトを作りたい。

そのために、彼が将来的に展開するのは
新サービス「pitt(ピット)」とマーケティング支援だ。

リアルタイムにHPを誰が見ているのかを解析する。
そして、その解析結果に対する最適なアクションまで提供をする。

例えば、HPに訪れるさまざまな人たち。

その人ごとに応じて、チャット画面が開いたり、
会員登録、クーポンページを促したりする。

そのために、HP管理者がパソコンの前に張り付いている必要はない。
彼が作り上げる解析ツールとプログラムがそれを全て自動化する。

作り手の想いを確実に届ける。
新サービスのリリースに向け、奮闘する日々が続く。

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自分の価値観を

現在は、会社を軌道に乗せるための忙しい日々。
それでも、毎日が楽しくてしょうがないという。

起業。

それは、昔から望んでいたことだった。

他者の価値観でプレイするわけではなく、
自分の価値観と世界観で作り上げていく。

だからこそ、そのことを実現している今が最高にワクワクするし、
今後の展開を考えることが楽しいのだという。

しかし、毎年、たくさんのベンチャー企業が湧き起こり、
そして、たくさんの企業が倒産していく。

この会社を継続していくこと。
10年先も20年先も自分で立ち上げた会社を継続すること。

そのために、自分自身が成長し続けること。

それが、彼の目標であり生き方なのだ。

そして、彼が起業した理由と目標は、それだけではない。

今回は、彼が起業に至るまでの軌跡を伝えたい。
彼が起業家として歩み始めたきっかけを伝えたい。

世の中にはさまざまな起業理由や想いがあろうとも、
実は、もっとシンプルなところに一歩目は隠されているのかもしれない。

自分が決めことをいかに守り抜くか。
彼の起業はそこから始まる。

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独立と現実と

起業を最初に考えたのは大学を自主退学した頃だった。
自主退学理由は、簡単なこと。

当時、所属していた国際協力の学生団体に力を入れるあまり、
単位が取れず、大学側から自主退学を促されての決断だったという。

その後、彼が始めたのは、営業という仕事。
そして、彼はこの時にある決断をしたという。

それは独立すること。

昔から他人の価値観で生きていくことが好きではなかった。
単純に自分の性分に合わなかった。

会社という組織に所属せず、
自分の想いと価値観で歩んでいく生き方。

そんな生き方に憧れたし、
自分にはその方が向いていると思った。

しかし、自分にあるのは大学中退で
学歴は高卒というところまで。

独立が簡単なことではないことくらいわかっていた。

だからこそ、彼は面白いと思ったし、
チャレンジをしたいと思ったのだという。

営業として、さまざまなビジネスに携わり、必死に働き続けた。

朝の7時から次の日の朝7時まで。
24時間を働くことだってたくさんあった。

でも、それも全て独立するためだと思えば、
身体は疲れても、精神は折れることはなかった。

しかし、そんな日々が1年続いたある時、
先に底をついたのは、身体でも精神でもなく、お金。

自分があれだけ必死にやってきた営業活動。
それらは実らず収益があがらない。

お金がなければ、生きていくこともできない。
独立なんてもっての他だった。

あれだけ気丈に振舞っていた心が、
ポキっと折れた気がした。

今まで生きてきた20年間。
その全ては”生きていくことができない現実”によって否定される。

独立する。
その決意を裏切る決意をこの時ばかりはするしかなかった。

そのことだけが、とても苦しかった。

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覚悟

営業としての独立を諦めた後に
彼が選んだのは一般企業への就職という道だった。

この時、23歳。

自分のやりたいことはやろう。
せめてそう思い、選択したのはIT業界のWEBエンジニア。

ITの知識はほとんどない。

でも、昔からIT系のことは好きだったし、
自分の技術力の向上につながるなら、と思い選んだ。

そして、就職をすることで彼は驚きを受ける。
社会人生活が思いの外、楽しいのだ。

朝起きてから会社に行く。
遅くても終電で家には帰る。

前の仕事に比べればストレスは少なく健康的。
それに、システムエンジニアとしての仕事はとても楽しかった。

このまま仕事を続けていこうとも思った。

しかし、そうして1年が経った頃、
自分の心に、ある違和感を覚え始める。

仕事も一通り覚え、入社時ゼロだったITスキルは
今では自分でプログラムも組めるようになった。

仕事も楽しいし、悪くない。

けど、やっぱり自分の性分に合わないのだ。

誰かの作り上げた理念と価値観で動くこと。
それは、やっぱり面白くない。

そして、自分が本当は何をしたいのか。
そのことは自分自身がよく知っていた。

それは、独立して起業すること。

しかし、この時、脳裏によぎるのは過去の苦い記憶。

独立しようと必死にあがいて、
そして、稼げないという結果で突きつけられた挫折。

彼は悩んだ。
でも、悩んだ末に聞こえてきたのは心の声。

”やると決めたことをそのままにしていていいのか?”

それは、誰が決めたわけではない。
自分自身が決めたことだったはずだ。

自分の覚悟を裏切ることはもうしたくなかった。

過去に自分が決めたこと。
自分が決めたことだから、それをやるだけ。

彼は起業による独立を決断する。

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自分がやると決めたこと

そして、彼の起業準備が始まる。

独立起業すると決めたからには、
できるだけ早くそのことを実行に移したかった。

独立を考えている今の自分では
会社に長居すればするほど失礼になると思った。

会社に勤めながらも、通勤時間や休みの日、
スキマ時間があれば起業について勉強する日々。

もちろん会社での仕事だって暇なわけじゃないし、
個人的に依頼されていた仕事もたくさんあった。

でも、そんな忙しい日々でも、
自分の想像を実現していく毎日はとても楽しかったし、
たくさんの活力がみなぎるのを感じた。

そして、2015年4月。
彼はついに、自身の会社「Eyegle Design」を起業するのだ。

そして、起業して半年が経過した今。
最後に彼は今の心境をこう語る。

「起業の理由は、自分がやると決めたことを
やれていない今があったから。

ただそれだけです。

でも、起業したから何かが変わるわけじゃない。

自分の起業の覚悟は、起業することではなくて、
自分の世界観と想いで物事を進め続けていくということ。

その想いを会社という形で発信し続けること。
そのためには、自分も成長し続ける必要がある。

結局、自分は挑戦し続ける場所に身を置いていたい。
そんな想いが一番強いのかもしれないですね。」

自分がやると決めたこと。
それを守り抜く覚悟。

起業家、吉井貴彦。
彼の挑戦はこれからも続く。

そのことが最高に楽しい。

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この記事を書いた人

宮本 伸男
宮本 伸男ライターであり総監督でもある
人狼が大好きです。
ゲームマスターならお任せください。

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